「還付加算金」ってご存知ですか?

こんにちは、名古屋の税理士 南雲和江です。

初回は、還付加算金のお話です。

 

確定申告が終わりますと、所得税を納付する方ばかりでなく、還付を受けられる方もいら
っしゃいます。
このとき、還付を受けられる方に気をつけて頂きたいことがあります。

還付を受けられる方の中には、「還付加算金」というものが付いてくる場合があります。
はがきで送られてくる「国税還付金振込通知書」の支払金額の下、「内還付加算金」の欄の
金額です。

これは、何かと言いますと、予定納税をしていた人の税金が、想定よりも少なくて、
結果的に納め過ぎになった場合、多すぎた納税分の税金に利息が付されて還付されるものです。
それが意外な程、高い利率で還付加算金が付いてくるのです。

ラッキー! なことに違いがありませんが、来年の所得税の確定申告の際には、
これを「雑所得」として確定申告しないといけません。

還付加算金をもらってから1年も先のことですから、どうしても忘れがちになります。
ところがどっこい、税務署さんは しっかり覚えていますから、「国税還付金振込通知書」を
今のうちに来年の申告のための準備用ファイル・袋などにまとめて保管しておき、
漏れないように準備しておくといいでしょう。

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